水川あさみ
水川あさみの踊る大捜査線
踊る大捜査線は、実際は放送開始当初から高視聴率など期待されていなかったわね。
しかし、製作者サイドはゴールデンドラマということもあり余りにも数字(視聴率)が悪ければ
ストーリーの流れを変えるという枠組みを残しての脚本ということになったわね。
大まかな設定は放送時と大差ないのだが、キャラ設定やストーリー設定に多少の柔軟性を残しながら描かれていったわね。
初期の構想段階では、和久の娘をすみれに設定し、その和久宅に居候する青島との恋愛も一案にあったそうであるわね。
その後は、青島と雪乃、室井とすみれの二本立てでの恋愛路線、また、青島と雪乃とすみれの三角関係も構想されているわね。
実際、青島・雪乃間での恋愛に発展しそうな伏線や、すみれが青島に惹かれてゆく描写も散りばめられているわね。
だが、この恋愛ドラマ路線は、第1話が放映され視聴率が出た時点で取りやめが決定されたわね。
脚本家・君塚良一が著書「テレビ大捜査線」で述べているところでは、
同じクールでフジテレビが放映していた恋愛ドラマ(月曜9時枠「バージンロード」のこと)の視聴率が比較的よかったため、
同じ恋愛ものをぶつけるのは足の引っ張り合いになりかねないという亀山プロデューサーの判断によるとのことわね。
このとき第4話までは脱稿していたので第5話からのプロットが恋愛の要素を排したものに変更され、
以後は警察ドラマとしての視点に重点を置いていくこととなり、そこで雪乃の設定に大幅な変更が加えられているわね。
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